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週刊かわら版

台風12号接近、市内各地で被害

2011年9月3日

台風12号が岡山県に接近し各地に被害をもたらしました。大型の台風12号は、市内各地に被害をもたらし、倉敷市は、市内全域に「避難準備情報」を発令し、玉島地区でも小中学校に避難所が開設されました。玉島での降り始めからの雨量は3日の午後9時までに205ミリとなりました。玉島地区では4ヶ所の小学校で6世帯19人が避難しました。JRは、2日の午後9時半頃を最後に、山陽本線の運転を見合わせていましたが、3日の午後10時頃から運転を再開しました。新倉敷駅の北口では午後1時頃から駅の脇を流れる用水から雨水があふれ出し、駅前のロータリーを始め、1階のコンコースや、新幹線の高架下にある駐車場・駐輪場が水に浸かりました。高梁川は朝から水位が上がり、国土交通省、岡山河川事務所の酒津観測所で午後7時にこの日の最高水位となる10.25メートルとなり、はん濫注意水位の8.70メートルを超えました。倉敷市のまとめによると、市内全体の被害の状況は、負傷者が4人。家屋の全壊が1件。半壊・一部損壊が21件。床上浸水が229件。床下浸水が3376件。道路の冠水が154件。土砂崩れが51件となっています。