良寛荘で、上方落語の公演が行われました。柏島の良寛荘を会場に、「新倉敷に『上方落語』がやってくる!」と題した落語の公演が行われました。この公演は、県立玉島高校出身の落語家、桂 梅團冶さんが、地元の倉敷の人達に落語の面白さを知ってもらおうと、岡山にゆかりのある噺家に声をかけて、年に1度開いているものです。今回は、梅團冶さんを始め、倉敷市出身の桂 小鯛(かつら こだい)さんと、岡山市出身の笑福亭 瓶生(しょうふくてい へいき)さん、それに、岡山市にある家畜保健衛生所に勤務していた林家 卯三郎(はやしや うさぶろう)さんの4人が出演しました。このうち、最後に高座に上がった梅團冶さんは、「花筏(はないかだ)」という演目を披露し、滑稽(こっけい)な所作(しょさ)と軽妙な語り口で笑いを誘い、観客も心ゆくまで落語を楽しんでいました。