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週刊かわら版

聖良寛文学賞 授賞式

良寛荘

2012年2月11日

今年で28回目を迎える聖良寛文学賞の授賞式が柏島の良寛荘で行われ、関係者27人が出席しました。聖良寛文学賞は、昭和56年の、良寛150回忌を機に、歌人の木俣修(きまた おさむ)氏と、上成出身の中川仲蔵(なかがわ なかぞう)氏の歌碑が、円通寺公園に建立されたことを記念して創設されたものです。平成23年度は、笠岡市在住のエッセイスト、山部 甲一(やまべ こういち)さんと、玉島在住の郷土史家、三善 秀清(みよし ひできよ)さんの二人が受賞者に選ばれました。もと教師で、笠岡市議会議員もつとめた山部さんは、平成19年に、笠岡市の木山捷平(しょうへい)文学選奨の随筆部門で最優秀賞を受賞していています。また、三善さんは、良寛の生地(せいち)・越後との文化交流を活発に行い、玉島の歴史などにまつわる自費出版の本を、これまでに6冊刊行しています。授賞式では、来賓や友人による祝辞の後、受賞者2人がそれぞれ謝辞を述べ、今後の抱負などを語りました。