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週刊かわら版

小林 新一氏 遺作展

円通寺

2012年5月3日

「良寛」をテーマに写真を撮り続けた小林新一さんの遺作展が円通寺で開かれました。5月3日から6日までの日程で、円通寺を会場に、今年の1月に亡くなった写真家の小林新一(しんいち)さんの遺作展が開かれました。小林さんは、大正13年に福島県に生まれ、旧制 新潟中学校を卒業後に写真を学び、新潟第一港湾建設局の写真部に務めました。そのご、昭和33年に写真家として独立し、全国を放浪した良寛の足跡を追って写真を撮り続け、円通寺にも何度か足を運んでいます。今回の遺作展には、円通寺に寄贈されている26枚の写真が飾られ、訪れた人の関心を集めました。また遺作展の初日には、筝曲演奏家の三上 久濶(みかみ ひさひろ)さんが主宰する、「久濶(ひさひろ)琴の会」の会員による演奏会が開かれました。その他、遺作展にあわせて、良寛の書なども本堂に展示されました。