年内に取り壊される、港水門のお別れの会が開かれました。玉島中央町にある玉島港水門の前で、玉島みなと若旦那会が主催する「港水門のお別れの会」が開かれ、地元の住民300人が集まりました。「玉商紅太鼓」によるオープニングの後、お別れの会が始まり、まず、主催者を代表して、玉島みなと若旦那会の別所 美治(べっしょ よしはる)会長が挨拶に立ちました。その後、羽黒神社の福田 真人(ふくだ まこと)宮司を祭主に、神事が執り行われました。この港水門は、昭和23年に岡山県が設置したもので、映画のロケ地として、玉島地区の観光名所の1つとなりました。しかし、県道の改良に伴い、老朽化が進んだ水門は、年内には取り壊されます。神事の後、集まった人たちが、水門に感謝の気持ちや想いなどをチョークで書き、別れを惜しみました。