日本エアロフォージ株式会社の倉敷本社工場の竣工式が行われました。玉島ハーバーアイランドの南に完成した、日本エアロフォージ株式会社倉敷本社工場で、工事の完了を祝う竣工式が行われました。式ではまず神事がとり行われたあと立食会が行われ、佐藤光司社長の挨拶に続いて伊原木隆太岡山県知事や伊東香織倉敷市長らが祝いの言葉を述べました。日本エアロフォージは、2011年1月に日立金属や、神戸製鋼など4社が発起人となって設立した株式会社で、資本金は18億5千万円、このたび玉島ハーバーアイランドに、倉敷本社工場を完成させました。新しい工場には国内初となる5万トンの最新鋭の大型プレス機を導入し、世界で需要が見込まれる航空機向けを中心に、チタンや、ニッケル合金の大型鍛造品(たんぞうひん)の製造を行います。従業員数は43人で玉島の本社工場が唯一の生産拠点となり、佐藤社長によると売上高は初年度を30億円、17年度には130億円を目指すということです。