全国で古い町並みの保存活動をしている市民団体が交流する「全国町並みゼミ倉敷大会」が開かれました。今年で36回目を迎える「全国町並みゼミ倉敷大会」の開会式が倉敷市芸文館のホールで開かれ、全国各地で町並み保存活動をしている団体の関係者や研究している学生などおよそ400人が集まりました。式典では始めに、主催者を代表して「全国町並みゼミ倉敷大会実行委員会」の中村泰典(やすのり)実行委員長が挨拶に立ち、「この大会を通じてそれぞれの地域が抱える課題を話し合い、連携を取っていきましょう」と呼びかけました。続いてこの大会を企画している全国町並み保存連盟の前野まさる理事長が挨拶し、これまでの大会の歩みを紹介しました。式典の後は、講演が行われた他、全国の参加団体が地方別に分かれて会議を開催し、情報交換を行ったということです。