たまテレちゃんねる

週刊かわら版

熊田恰茶会

西爽亭

2014年1月19日

西爽亭で、熊田恰(くまたアタカ)茶会が開かれました。幕末に新政府軍と旧政府軍の戦いから玉島の町を守るため、西爽亭で自刃した備中松山藩の藩士、「熊田 恰」を顕彰するとともに、茶を通して西爽亭を多くの人に利用してもらおうと、西爽亭で初めて熊田恰茶会が開かれました。備中松山藩の藩主が居間として使った「上(かみ)の間(ま)」の床の間にはには、熊田 恰を偲んで、茶と菓子が供えられ、別室で、薮内流竹鶯会(やぶうちりゅう ちくおうかい)によるお手前が行われました。干菓子には、熊田恰の家紋、軍配(ぐんばい)をかたどった和三盆が用意され、訪れた人達を楽しませました。西爽亭を管理する旧柚木家住宅管理会の会長、柚木爽一郎さんは、4年後の熊田恰没後150周年を目指して、毎年茶会を開いていきたい」と話していました。