上成稲荷神社の竣工式が行われました。上成稲荷神社の改築竣工式が行われ、神社の氏子や工事関係者ら、およそ40人が出席しました。はじめに、羽黒神社の福田隆(ふくだユタカ)名誉宮司を祭主に神事が行われ、祝詞の奏上や玉串奉奠などが行われました。今回の工事では、江戸時代の安政6年、1859年に建てられたという記録が残っている本殿の手前の「幣拝殿(へいはいでん)」を、全面的に建て替えたほか、境内の整備を行い、祭りの際、千歳楽が境内に入って奉納できる広さに拡張し、西側の法面の、土砂崩れ対策の工事を行いました。また、この工事に合わせて神社ののぼりや幕、鈴などの 神具(しんぐ)も一式新調しました。神事に続いて、境内に設けられた会場で式典が行われ、氏子総代の角谷富久(かくたにトミヒサ)さんが、工事に関する経過報告と挨拶を行いました。そのあと工事にかかわった業者の代表に感謝状が贈られました。祝宴では、氏子総代の角谷(かくたに)さんや来賓らが鏡割りを行い、晴れの日を祝いあいました。