玉島天満(てんま)郵便局で防犯訓練が行われました。「玉島警察署管内 金融機関防犯推進協議会」では、多額の現金が動く冬のボーナスシーズンを前に、防犯体制を改めて確認しようと、玉島警察署と協力して、協議会に加盟している管内の金融機関を対象とした防犯訓練を行っています。11月12日は、柏島の玉島天満郵便局で、強盗事件を想定した防犯訓練が行われ、玉島警察署の署員が犯人役をつとめた他、玉島警察署の少年補導員が人質役に扮しました。犯人役の警察官は、迫真の演技で局員を脅しましたが、局員は、落ち着いて対処するように心がけ、すぐに現金を渡さないように時間を稼ぎました。また、犯人役の警察官が車で逃走する際には、訓練用のカラーボールを車に投げたり、ナンバープレートを地面に書き留めたりしました。訓練が終わった後には、玉島警察署・生活安全課の松浦 茂晴(まつうら しげはる)課長が講評を述べた他、犯人役を演じた警察官も、訓練の時に気づいた点をアドバイスしました。これを受けて、玉島天満郵便局の岡野 秀昭(ひであき)局長が、「強盗事件は、あってはならないことですが、万が一の時には、今回の経験を生かしたいと思います。」と感想を述べました。