聖良寛文学賞の授賞式が行われました。県南を拠点に文学活動に取り組み、優れた功績をあげた人に贈られる「聖良寛文学賞」の授賞式が良寛荘を会場に行われました。聖良寛文学賞は良寛の150回忌に合わせて、歌人の木俣 修(きまた おさむ)氏と上成出身の中川 仲蔵(なかがわ なかぞう)氏の歌碑が、円通寺公園に建立されたことを記念して、昭和57年から行われているものです。30回目となる今回は笠岡市在住で、宮沢賢治や地元出身の木山捷平(きやま しょうへい)に関する作品を書いた栗谷川 虹(くりやがわ こう)さんと、岡山市在住で教育者として活躍する一方、俳句の世界でも発展に寄与した竹本健司(たけもと けんじ)さんの2人が受賞しました。この日の授賞式では、「聖良寛文学賞の会」の会長を務める、円通寺の仁保哲明住職から表彰状が贈られました。