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週刊かわら版

秋の岡山県高校野球玉商4年ぶり中国大会へ

2016年10月1日

秋の岡山県高校野球大会の準決勝で、玉島商業高校が創志学園高校を破り、4年ぶりに中国大会出場を決めました。準決勝第2試合に登場した玉島商業高校は、玉島西中学校出身の宮原カズアキ君が先発し、緩急をつかった「打たせて取るピッチング」でリズムを作ります。4回の裏に玉商の3番、近江(ちかえ)リョウト君がヒットで出塁し、このあと、4番打者の新田(にった)マキト君が送りバントを決め、得点のチャンスを迎えます。ここで、玉島西中学校出身の宮谷(みやたに)リョウガ君が、タイムリースリーベースを放ち、玉商が1点を先制。さらに続く飯田ショウダイ君もタイムリーツーベースを放ち、玉商は2点目を奪います。玉商は続く5回の裏、更に1点を追加。3対0として岡山創志学園を突き放します。しかしここまで好投していた宮原カズアキ君が、6回の表に、3点を奪われ、試合は同点のまま進みます。玉商は8回から2番手の石崎カイ君がマウンドに上がり、この石崎君が延長13回までの6イニングを無失点で切り抜け、迎えた延長13回の裏。玉商はこの回の先頭、4番の新田君が左中間を破るツーベースで出塁。ここでこの日当たっている宮谷君にも手堅く送らせ、絶好のチャンスを迎えます。そして続く6番の飯田ショウダイ君がショート強襲のサヨナラヒットを放ち、代走として出場していた3塁ランナーの平田マサキ君がホームイン。玉島商業高校が驚異的な粘りで、夏の甲子園に出場した創志学園高校を4対3で破り、4年ぶり4回目となる中国大会出場を決めました。なお翌2日に行われた関西高校との決勝戦で、玉商は残念ながら対で敗れました。