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週刊かわら版

岡山朝鮮初中級学校 公開授業

岡山朝鮮初中級学校

2016年10月22日

岡山朝鮮初中級学校で公開授業が行われました。現在、全国の朝鮮学校は、自治体から 補助金を打ち切られるなど、厳しい経営状況にあります。元・岡山県議会議員で、長尾在住の三原 誠介さんなど、有志18人は、朝鮮学校の授業の様子などを見てもらうことで差別をなくし、より一層の理解を深めてもらおうと、水島にある岡山朝鮮初中級学校の公開授業を企画しました。公開授業は、日本の小学校にあたる初級部と、中学校にあたる中級部の各教室で行われ、そのあと講堂で交流会が行われました。交流会では、在日本朝鮮人人権協会の事務局員で、朝鮮大学校の非常勤講師をつとめる金 優綺(キム ウギ)さんによる講演の後、岡山朝鮮初中級学校の保護者と参加者による意見交換が行われ、校舎の老朽化が進んでいる現状などが説明されました。そして、幼稚園児による「歌と遊戯」や 初級部の児童5人による「鈴の舞」が披露された後、中級部の生徒10人が、「パッパン」と呼ばれる打楽器を手にした踊りを披露しました。最後は初中級学校に通う子どもたち全員が校歌を歌って交流会を締めくくりました。