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週刊かわら版

全国高校剣道選抜大会 県立玉高男子剣道部が初出場

2017年3月26日

高校生剣道の全国大会が愛知県で開かれ、初出場の県立玉島高校の男子チームが大舞台に挑みました。第26回全国高校剣道選抜大会が愛知県の春日井市総合体育館で開かれ、26日に開会式が行われました。大会には男子女子それぞれ64チームが出場し、1月の岡山県予選会で初優勝を果たした県立玉島高校剣道部も他県の代表とともに開会式に参加しました。開会式翌日の27日は朝から男子と女子がそれぞれ3つの試合場に分かれてトーナメント戦が始まり、玉高は宮城県の小牛田(こごた)農林高校と1回戦を戦いました。試合は次鋒戦で玉高の主将を務める2年の藤本大地君が小手で一本を奪い、まず1勝を挙げます。 これに対し小牛田(こごた)は、続く中堅戦と副将戦で2勝し、玉高は追い詰められます。玉高は最後の大将戦、4分の試合時間で1本を2つ取らないと敗退が決まる厳しい場面で、1年の北田知基(ともき)君が小手と面の一本を見事に決めます。この結果、試合は2勝2敗、互いのチームが奪った一本の数も3つずつとなり、代表選手による決定戦にもつれ込みます。 しかし代表戦で、玉高は試合をタイに戻した北田君が小牛田(こごた)の先鋒選手の面を決められ、勝負あり。県立玉島高校剣道部は古豪相手に一歩も引かない試合を展開したものの、惜しくも敗れました。