第68回岡山県中学校野球選手権大会が26日に開幕し、初日は倉敷市営球場で開会式が行われ、そのあと県内の5つの球場で1回戦16試合が行われました。大会には県内各地の地区大会を勝ち上がった32チームが参加し、中国大会出場を目指して熱戦を繰り広げました。このうち真備総合公園野球場の第2試合では、玉島西中学校が1回戦突破をかけて備前西地区準優勝の岡山市の山南(さんなん)中学校と対戦しました。6月に備南東地区の総体を初めて制した玉島西でしたが、3回の表に山南に長打(ちょうだ)を許して3点を先制される苦しい展開となります。それでも玉島西はつづく4回の山南の攻撃を先発の板持(いたもち)君が、3者三振で抑えて流れを作ります。その裏、先頭バッターの上戸(うえんど)君がレフトオーバーのツーベースヒットで出塁し、3塁に進めたあと4番の板持(いたもち)君がライトへタイムリーツーベースを放ち1点を返します。さらに5回にも山南のバッテリーエラーで3対3の同点に追いついた玉島西でしたが、6回に山南に1点を勝ち越されそのままゲームセット。玉島西は惜しくも2回戦進出はなりませんでした。