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週刊かわら版

水島港で特定外来生物のヒアリを確認

水島国際コンテナターミナル

2017年8月9日

岡山県は、玉島乙島の水島国際コンテナターミナルで、南米原産で、強力な毒をもつアリ、ヒアリがおよそ200匹見つかったと発表しました。岡山県は国の調査に先立ち、県独自に専門業者に依頼し、水島港でアリなどの生息調査を行ったところ、玉島ハーバーアイランドの6号埠頭のコンテナヤードの地面でヒアリとみられるアリを発見しました。発見されたアリは、環境省中国四国地方環境事務所で、専門家により、ヒアリであることと、そのうち2匹が羽のある女王アリだったことが確認されました。環境省によるとヒアリの確認は中国地方では初、国内では12例目で、7月に横浜で確認された、およそ700匹に次ぐ多さとなっています。また玉子や巣などは見つかっていないことから、県では「現時点でコンテナターミナルの外部に拡散している可能性は低い」としています。