虫明 徳二さんが会長をつとめる「玉島観光文化振興会」では、備中県民局が、地域の活性化を目的に設けている補助事業に、玉島の町並み保存地区が選ばれたことを受けて、今回初めて、「たましま町並みまつり」を開催しました。町並みまつりでは、伝統的な建造物の保存につとめた功労者の表彰式が行われ、新町に住む山本 元子(やまもと もとこ)さんが表彰を受けました。山本さんが住んでいる家は、江戸時代の中期に建てられ、新町の界隈の建築物としては最も古いものです。表彰式では、山本さんの長男の山本 達也(たつや)さんが、「私の代になっても、この建物を頑張って維持していきたい。」と謝辞を述べました。その他、この日は、茶会が開かれた他、玉島の港(みなと)周辺にある飲食店などに協力してもらい、「ワンコイングルメ」を味わう体験会も企画されました。