長尾にある中国職業能力開発大学校で、企画やアイデアなど「考える力」を鍛える講義が開かれました。中国職業能力開発大学校で「創造力育成講義」が開かれ、専門課程の1年生、およそ90人が出席しました。この日の講義では岡山大学大学院自然科学研究科の大橋一仁(かずひと)准教授が講師を務め、まずは「固定概念にとらわれていては新たなものを生み出す創造力は生まれてこない」ことなどを、具体的な事例を挙げながら話しました。そのあとは学生を4人から5人のグループに分け、ストローを使った斜塔づくりに取り組み、完成後には発表会が行われました。発表会ではストローの斜塔の高さとななめへの張り出しの長さ、斜塔が耐えられる荷重の3つで評価を行い、グループごとの順位を決めました。学生たちは大きな数値が出ると歓声をあげ、アイデアを出すためのコツについて理解を深めていました。