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週刊かわら版

聖良寛文学賞授賞式

良寛荘

2016年2月11日

聖良寛文学賞の授賞式が行われました。県南を拠点に文学活動に取り組み、優れた功績をあげた人に贈られる「聖良寛文学賞」の授賞式が、柏島の良寛荘で行われました。この賞は、良寛の150回忌にあわせて、歌人の木俣 修(きまた おさむ)氏と上成出身の中川 仲蔵(なかがわ なかぞう)氏の歌碑が、円通寺公園に建立されたことを記念して昭和57年から行われているものです。31回目を迎えた今回は、笠岡市在住の歌人、小見山 輝(こみやま てる)さん、倉敷市西富井(にしとみい)在住の児童文学作家、松田 範祐(まつだ のりよし)さん、総社市在住の詩人、くにさだ きみさんの3人が受賞者に選ばれました。このうち、小見山さんは、現在、この賞の選考委員長をつとめていることから特別表彰という形になっています。授賞式では、表彰の後、受賞者3人が挨拶に立ち、このうち、くにさださんは、良寛の「半夜(はんや)」という詩を詩吟で披露し、謝辞に変えました。なお、聖良寛文学賞の受賞者は、今回の3人を含めて、58人となりました。