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週刊かわら版

応急給水訓練

倉敷市保健所

2017年10月19日

倉敷市水道局が、倉敷市保健所や市内の医療機関と連携して、広域災害救急医療情報システム『EMIS(イーミス)』を活用した全国で初の試みとなる応急給水訓練を行いました。訓練は、午前6時に倉敷市で震度5強の地震が発生して排水池や配水幹線が被災し、広い範囲で断水したという想定で行われました。倉敷市保健所では、訓練に参加した市内の11の医療機関から送信された情報を『EMIS』でチェックし、保健所内に設けられた対策本部に状況を伝えました。そして報告を受けた職員が、倉敷市水道局へ給水の要請を行いました。倉敷市水道局は、県内の11の市と6つの町からやってきた給水車などを市内の医療機関に派遣し、このうち玉島中央病院には、倉敷市の給水車が午後2時40分に到着し、給水活動の訓練が行われました。水道局の職員は、水の塩素の量が、基準値に達しているかを確認したあと、給水車から受水槽までホースをのばしました。またこの日は、仮設の給水栓も設置され、職員が、6リットルの水を入れることのできる「給水袋」の使用方法を説明しました。