明日６日から１５日までの１０日間、春の交通安全県民運動と市民運動が実施されます。この２つの運動の開始に合わせて、イオンモール倉敷で推進大会が開かれました。
「交通ルール 守って笑顔晴れの国」をスローガンに、岡山県が主催する「春の交通安全県民運動」と倉敷市が主催する「春の交通安全市民運動」が４月６日から１０日間の日程で始まります。
　この２つの運動の開始に合わせて、５日の午後１時３０分から、イオンモール倉敷１階のセントラルコートで、推進大会が行われ、岡山県と倉敷市の交通安全関係者およそ１００人が参加しました。
推進大会では まず、交通事故犠牲者の御霊(みたま)に対する黙祷が行われた後、伊原(いばら)木(き)隆(りゅう)太(た) 岡山県知事が挨拶に立ちました。
伊原木知事は、一昨年まで岡山県が、交通事故死者数で全国１位だったのが、昨年は２位に減少したことについて触れ、「減少傾向にある交通事故を皆さんの力で１件でも減らしていきましょう」と参加者に呼びかけました。
この後、瀬戸内地域を拠点に活動するアイドルグループＳＴＵ４８のメンバーで、岡山県出身の内海里音(うつみりね)さんと石原侑奈(いしはらゆうな)さん、森末妃奈(もりすえひめな)さんの３人が登壇し、交通安全大使の委嘱と、交通安全宣言を行いました。
そして、交通安全大使の３人と、中洲保育園の年長組園児による、交通安全教室が開かれた他、１０日間にも及ぶ交通安全運動が無事に行われるように、園児が関係者を激励する歌を元気いっぱいに歌いました。
推進大会の後、啓発活動へと移り、市内４つの警察署の署員や、市内各地区の交通安全対策協議会の会員などが、店の入り口など３カ所に分かれ、買い物客に啓発用のグッズが入った袋を手渡しました。
この袋の中には、チラシのほか、ティッシュや動物のイラストが描かれた反射キーホルダー、それに、「ラーメン３分 事故一瞬」と書かれたインスタントラーメンが入っています。
なお、今回の推進大会にも参加している、玉島地区交通安全対策協議会では、運動の最終日である今月１５日の午後４時から、ＪＲ新倉敷駅前で街頭啓発活動を行う予定です。