たまテレちゃんねる

週刊かわら版

屋守の廃船問題で住民と市が話し合い

倉敷市役所

2011年4月28日

屋守地区の廃船放置問題で、住民と市長を含めた市の職員との話し合いが行われました。屋守地区の住民は、地区内にある民間の所有地に、倉敷市の男性職員が、無断で船舶(せんぱく)を放置している件で、かねてから市と話し合いを行っていて、船舶の撤去に加えて、この男性職員への厳正な処分を求めています。今回の話し合いでは、「市としては強制力のある命令を発することは出来ず、地権者が、法的措置に訴えるなどの対応をお願いするほかない。」などと書かれた伊東市長名義の、廃船問題に対する回答を記した文書が倉敷市から、住民側に提出されました。これに対し、住民側は、「解決しようとする努力が無い。」と、市の対応を厳しく糾弾しました。その後、伊東市長も話し合いの場に加わり、「皆さんと引き続きご相談をさせて頂いて少しでも前に進めないかと思っています。」と述べました。住民側は、この日の話し合いから一ヶ月以内を目途(めど)に、この問題の今後の方向性と解決策を具体的に提案するよう、倉敷市に求めています。