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週刊かわら版

東日本大震災ボランティア活動報告会

倉敷市保健所

2011年5月13日

岩手県で復興支援活動を行ったボランティアの活動報告会が開かれました。
倉敷市では、岩手県の遠野市に、被災地で活動する市民ボランティアの拠点施設を確保し、4月29日から、往復バスの運行を始め、市民ボランティアの第一陣が陸前高田市や大槌(おおつち)町で、復興支援活動を行っています。
この市民ボランティアとして、被災地で活動した人たちの話を、これから現地に入る人たちにも参考にしてもらおうと、倉敷市保健所で、活動報告会が開かれました。
報告会では、被災地で活動した倉敷市災害ボランティアコーデイネーターの森田 靖(やすし)さんが、現地での活動内容を話しました。
森田さんは、陸前高田市で、津波で水産会社の倉庫から流された、サンマやイクラなどの回収にあたったことなどを話し、今後被災地に入る人たちにむけて、「ボランティアをするのではなく、させてもらっているという気持ちを心にとどめて欲しい」と呼び掛けました。
また、福島県の浪江町(なみえまち)から倉敷市に避難している小林 弘典(ひろのり)さんが、福島県の現状などを話しました。
妻の実家がある岡山県に避難してきた小林さんは、「一から家財道具を揃えて出費がかさみ、生活をするのが大変です」と話し、窮状を訴えました。