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週刊かわら版

小田川付替事業環境評価技術検討委員会

船穂公民館

2011年8月31日

小田川付替え事業環境評価技術検討委員会が開かれました。岡山河川事務所が、小田川と高梁川の合流地点を下流に移す事業を進めるにあたり、学識経験者から環境への影響を予測する意見などを聞く委員会を船穂公民館で開きました。第1回の委員会には、岡山大学大学院の教授や、倉敷市立自然史博物館の学芸員など8人の委員が出席し、岡山河川事務所の職員が小田川付替事業を行う目的や、工事方法などを説明しました。この事業は、今後およそ15年間のうちに実施する予定で、小田川と高梁川の合流地点を現在の場所からおよそ4・6キロ下流に移し、柳井原貯水池の一部の埋め戻しや堤防の工事などが進められます。委員からは、外来種の魚が高梁川の下流に逃げるようなことがないよう配慮して欲しいといった意見や、柳井原貯水池周辺にある集落への地下水の影響を確認してほしいといった要望などが寄せられました。