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週刊かわら版

新倉敷駅前・箱部・上成で千歳楽のお披露目

新倉敷駅前

2011年9月25日

新倉敷駅前と箱部、それに上成で千歳楽のお披露目が行われました。新倉敷駅南公園では、「新倉敷駅前連合町内会」の千歳楽のお披露目と神事が行われました。連合町内会では、一旦途絶えていた千歳楽の巡行を復活させようと、2006年に千歳楽の保存会を立ち上げ、船穂の一之丁(いちのちょう)から千歳楽を借りて、長尾神社の秋祭りに参加していました。この千歳楽を、借り物ではなく、自分たちの町内で持ちたいという声が住民たちの間で高まったことから、長尾の片岡建具店(たてぐてん)に千歳楽の製作を依頼し、このたび完成しました。(まち・箱部)箱部町内でも、青年団や町内会の役員などおよそ30人が出席して、千歳楽の入魂式典が行われました。これまで使われていた箱部町内の千歳楽は、昭和27年ごろに製作されたもので、老朽化に伴い、青年団と町内会で話し合った結果、今年の秋祭りに向けて、新しいものを作ることに決めました。(まち・上成)上成町内会でも、千歳楽の一部を新調し、稲荷神社の前で式典を行いました。上成町内会の千歳楽は、老朽化に加え、さらに見栄えを良くして祭りを盛り上げようと、今回、布団と水幕(みずまく)を新調しました。5枚あった布団は、昭和の始めに、この千歳楽を買い取った当時の3枚に戻した他、新たに「結び」を取り付け、1つ1つの布団の四隅(よすみ)には、「すみ房(ぶさ)」と呼ばれる紫色の房(ふさ)がついています。