たまテレちゃんねる

週刊かわら版

避難所の開設・運営についての研修会

ライフパーク倉敷

2011年12月10日

12月10日(土)避難所の運営方法などについて学ぶ研修会が開かれました。「避難所の開設と運営法」について学ぶ研修会がライフパーク倉敷で開かれ、玉島地区を含む市内の自主防災組織の代表者や福祉施設の関係者などおよそ70人が参加しました。研修会では、減災・復興支援機構の木村 拓郎(たくろう)理事長と、専務理事の宮下 加奈(かな)さんを講師に迎え、講義と演習が行われました。講師の木村さんは、阪神淡路大震災の復興計画の策定などに携わっていて、現在は、宮城県の女川町(おながわちょう)などで復興計画のアドバイスをしています。最初の講義では、木村さんが、阪神淡路大震災や東日本大震災の被災地の写真を見せながら、避難してきた人たちが、トイレで困ったり、栄養の偏った食事で苦労した事などを話しました。その後、震度6強の地震が発生し、300人以上が避難所にむかっているという想定で、避難所を開設する演習が行われました。参加者は10班に分かれて、避難者が来るまでの間に、居住スペースや立ち入り禁止の区域について話し合い、図面に書き込んでいきました。