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週刊かわら版

円乗院節分会/高徳寺で節分祈祷会

円乗院

2012年2月3日

玉島にある天台宗の寺、円乗院で、午前7時から節分会が営まれ、井上全正(ぜんしょう)住職を導師に、参拝者が、般若心経を唱えながら、手をあわせました。午前11時からは、参拝者が、井上住職のかけ声にあわせて、「福は内、鬼も内」と言いながら豆をまきました。円乗院では、追い出された鬼が行き場をなくして暴れないように、境内の一角に鬼瓦(おにがわら)をまつっている事から、「鬼も内」というかけ声で豆をまいています。豆まきの後、御札と福豆が配られた他、境内では甘酒の接待が行われました。船穂の高徳寺では、節分開運祈祷会が開かれ、午前10時から法要が営まれました。法要では、高徳寺の先代の住職で、現在は、神奈川県平塚市にある長楽寺(ちょうらくじ)の住職をつとめている高橋 智運(ちうん)さんを導師に、およそ300人が、経文(きょうもん)を唱えました。そして、護摩堂(ごまどう)では、願い事が書かれた護摩木(ごまぎ)を燃やす護摩供養が行われました。今回は、護摩供養の祈祷料を震災の義援金として、福島県に送られます。また、境内では、船穂町の婦人協議会の会員や檀家の有志が、400食分のうどんと200食分の甘酒を作って、訪れた人に振舞った他、福豆とくじのセットが400袋配られました。