たまテレちゃんねる

週刊かわら版

根浜への沈降ツアーの一行、帰玉

根浜地区

2012年3月13日

東日本大震災発生から1年の3月11日に、岩手県釜石市の根浜地区で鎮魂式を行ったバスツアーの一行が玉島に戻りました。かねてから岩手県釜石市の根浜地区に支援物資を送っている「東日本大震災復興応援団」では、震災の発生から、一年の3月11日に合わせて根浜地区を訪問して犠牲者を弔(とむら)うバスツアーを企画し、玉島北中学校の2年生2人を含むツアーの一行・21人が、13日の午前9時30分に玉島支所に戻って来ました。ツアーの解散式では、東日本大震災復興応援団の会長をつとめる阿賀崎の高渕真吾さんが挨拶し、「今回、皆さんの目で確認したことを、今後の復興に役立てるとともに、ツアーに参加出来なかった人に被災地の現状を話して下さい。」と呼びかけました。一行は、11日の朝に現地に到着し、地震が発生した時刻の午後2時46分に合わせて、根浜海岸で、鎮魂式を行い、供養のための花を海に流しました。また、海岸の近くにある神社の石段の脇に、倉敷市の市花(しか)の「藤(ふじ)の木」を植えました。一行は、根浜地区から持ち帰った、およそ20キロ分のガレキを素材に、玉島地区内に石碑を建立する予定です。