たまテレちゃんねる

週刊かわら版

陶地区で接待講

2012年3月31日

陶地区では、香川県にある、四国八十八か所の1つ、道隆寺(どうりゅうじ)を訪れた巡礼者をもてなそうと、弘化5年から、この時期にもちつきを行う風習があります。現在は、5つの町内が持ち回りで行い、もちつきの後、道隆寺を参拝して、鏡餅を供えるほか、町内の人たちについたもちを配っています。今年は、増原(ましばら)と石間崎(いしまざき)町内が当番をつとめ、赤澤 猛(あかざわ たけし)さんの自宅の庭で、接待講のもちつきを行いました。 当番の町内の人たちは、接待講にむけて、1月3日から、新しい杵を作るための木を切り落とすなどの準備にあたりました。この日は、用意したもち米、およそ80キロを男性がつき、女性が手際よく丸めていきました。