東元浜町内会で百万遍(ひゃくまんべん)が行われました。勇崎の東元浜にある果物の共選場(きょうせんじょう)で、東元浜町内会の夏の伝統行事となっている「百万遍」が行われ、住民、およそ100人が集まりました。この「百万遍」は、京都で疫病(えきびょう)封じのために行なわれていたという祈祷に由来するもので、東元浜町内会では、戦後一旦途絶えていた「百万遍」を30年ほど前に復活させました。今年は、柏島小学校4年の野田 壱ノ志(のだ いちのしん)くんと、5年の中塚 萌々(なかつか もも)さんが、拍子をとるための太鼓を叩き、訪れた人たちは数珠を回しながら、健康や家内安全、それに五穀豊穣などを祈願しました。