たまテレちゃんねる

週刊かわら版

倉敷市で総合防災訓練

乙島小学校

2012年10月14日

南海トラフを震源とする地震の発生を想定して、倉敷市が総合防災訓練を行い、中庄の倉敷スポーツ公園のほか、玉島・船穂地区の自主防災組織も、地元の避難場所で、炊き出しや消火訓練などを行いました。このうち乙島小学校には、学区内の7つの自主防災組織などから、およそ110人が集まりました。訓練では、倉敷市の伊東香織市長を乗せた岡山県の消防防災ヘリが、小学校のグラウンドに到着しました。伊東市長は、玉島支所の竹平 義夫支所長から、玉島地区の避難所の開設状況などを聞き「住民の安全確保をよろしくお願いします。」と述べ、倉敷スポーツ公園に向かいました。その後、消火器を使った訓練も行われ、玉島消防署の職員が指導に当たりました。また、玉島南小学校では、外浜(あだはま)自主防災会と黒崎本村南自主防災会の住民など、およそ80人が訓練に参加しました。住民たちは、家庭用消火器を使った消火訓練に取り組んだ後、体育館に移動し、防災マップの作成に向けて話しあいました。住民たちは、他の町内の防災マップなどを参考にしながら、玉島南小学校まで避難する最短ルートや、小学校以外の避難場所について意見をだしあいました。黒崎本村南自主防災会の会長をつとめる中村 和平(かずとし)さんは、「今回の経験を参考にして、町内独自の防災マップを作りたいです」と話していました。