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週刊かわら版

くらしき作陽大学で炊き出しの実習

くらしき作陽大学

2013年6月28日

くらしき作陽大学で炊き出しの実習が行われました。災害の発生時や、災害が予想される場合、大学の敷地や施設を、住民の避難場所として提供する協定を、倉敷市と結んでいる、くらしき作陽大学で、食文化学部の3年生を対象に、炊き出しの実習が行われました。この実習は、万が一の事態が発生した際に素早く対応できるよう、炊き出しの手順などを身に付けようと、昨年から行っているものです。2回目となる今回は、わかめご飯と白飯(しろめし)の2種類のおにぎりと「けんちん汁」を300食分作りました。また、避難所で不足しがちなビタミンCを補給できるよう「ミニトマト」も添えました。実習には、時間を短縮するために無洗米を使った他、ライフラインの切断を想定して電気を使わずに釜で米を炊き、学生のアイデアを取り入れて、新聞の折込みチラシで作った入れ物におにぎりを入れました。実習には、学生の他、地域の住民も参加していて、学生たちは、配膳の時も、住民を待たせないように、手際に工夫しておにぎりとけんちん汁を配りました。