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週刊かわら版

中電玉島発電所 1号機の燃料を天然ガスに切り替え

玉島発電所

2014年4月7日

4月7日(月)中国電力玉島発電所が、1号機の発電の燃料を天然ガスに切り替えました。中国電力玉島発電所は、重油と原油を燃料とした火力発電施設として、昭和46年3月に1号機が運転をスタートし、現在は3号機まであります。このうち、1号機の燃料を天然ガスに切り替える工事が、このたび完了し、4月7日の午後4時から正式な運用が始まりました。この天然ガスへの切り替えは、電力供給の安定性の向上や二酸化炭素の排出量の削減、燃料コストの削減の3つを目的としていて、昨年の5月に着工しました。玉島発電所によると、天然ガスは、石油を使用した場合よりもCO2の排出量をおよそ3割削減できる他、年間で30億円ほどのコストの削減が見込まれるということです。玉島発電所の職員と工事関係者など、110人が出席して行われた竣工式では、工事の完成後から行っていた試運転を正式な運転に切り替える引き継ぎの業務が行われ、出席者から拍手が贈られました。その他、工事にかかわった業者の代表に、玉島発電所の松本 一彦(かずひこ)所長から、感謝状が贈呈されました。