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週刊かわら版

くらしき作陽大学で炊き出しの実習

くらしき作陽大学

2014年6月23日

くらしき作陽大学で炊き出しの実習が行われました。万が一の事態に備えて手順などを身に付けようと、一昨年から行っている、炊き出しの実習が行われ、くらしき作陽大学食文化学部の3年生のうち、75人が、「けんちん汁」とおにぎりを300食分作りました。 けんちん汁の具には、災害時を想定して、長期間の保存が利(き)く干ししいたけなどの乾物も使用し、だしに使う昆布や煮干しも、生ごみを出さないよう、細かく刻んで、具として食べられるようにしました。 その他、避難所の生活で不足しがちなビタミン類を補給できる「ミニトマト」も添えられました。料理が完成すると学内に設営されたテントで、けんちん汁とおにぎりが配られました。くらしき作陽大学は、災害の発生時などに、大学の敷地や施設を住民の避難場所として提供する協定を、倉敷市と結んでいます。 この日は、長尾地区の住民や玉島消防署の署員も大学を訪れ、学生たちが作った料理を味わいました。