秀桜(しゅうおう)基金留学賞の授賞式が行われました。沙美在住の現代美術作家、高橋 秀さんと、高橋さんの妻で、布コラージュ作家の藤田 桜さんが設立した「秀桜基金留学賞」の授賞式が、倉敷アイビースクエアで開かれました。9回目となる今回は、全国から94人の応募があり、審査の結果、漫画製作の相澤 亮(まこと)さんと、染色と織物の白石 善紀(よしのり)さんの2人が受賞しました。授賞式では、高橋さんと藤田さんから、2人に表彰状と奨学金300万円が手渡されました。秀桜基金留学賞は、海外での生活体験を通して、日本を見つめ直し、活力のある創作活動に励んでもらおうと、40歳以下の若手作家が対象となっています。なお相澤さんはフランスへの留学、白石さんはインドネシアへの留学を希望しています。