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週刊かわら版

長連寺の国仙和尚の墓で分骨式

長連寺

2015年6月4日

倉敷市船倉町(ふなぐらちょう)の長連寺(ちょうれんじ)で、円通寺の第十世住職、国仙(こくせん)和尚の分骨式が行われました。国仙和尚は、良寛を新潟から玉島の円通寺に伴ったことで知られ、1785年に、実質上の開山(かいさん)として、長連寺を再興しています。長連寺の境内で行われた、国仙和尚の分骨式には、長連寺の矢木亮司(やぎりょうじ)住職と、円通寺の仁保哲明住職、それに、円通寺の壇信徒らが参加しました。この分骨式は、円通寺に国仙和尚の墓を建てる計画により行われたもので、実際には、長連寺の墓から採取した土を持ち帰ります。墓地での分骨式を終えた一行は、本堂にもどり、読経したあと、本堂の奥に祀っている国仙和尚の木像も見学しました。国仙和尚の墓から採取した土は、今年の10月に円通寺で行う法要に合わせて、円通寺の裏山に国仙和尚の墓碑を建立し納めるということです。