沙美海水浴場の海底を掃除する作業が行われました。倉敷市と沙美海水浴場の運営委員会が、安心・安全な海水浴場を提供しようと海の底、海底の清掃活動を行いました。作業は事業を委託している黒崎連島漁協の底引き船を使って朝から行われ、東西700メートル、沖合150メートルの範囲を清掃しました。漁船には長い底引き網がつけられ、ゆっくりとしたスピードで海水浴場の海底から海草やゴミなどをさらっていました。そして作業が終了した午後3時過ぎ、沙美漁港で水揚げ作業が行われました。船の上には海草やヒトデ、クラゲといった海の生物の他、缶やビニールなどのごみ、さらには廃タイヤや熊手、ゴルフボールといったものもありました。この日はおよそ6時間の清掃でおよそ500キロのごみを回収し、分別されたのち道越の西部清掃工場で処分されたということです。沙美海水浴場の海開きは7月1日(水)曜日に予定されています。