玉島小学校で、校舎のお別れ会が開かれました。建物の老朽化により新校舎が建設される玉島小学校で、PTAが主催する校舎のお別れ会が開かれました。お別れ会では、始めに玉島小学校の9代目のPTA会長を務めた虫明 徳二さんが、玉島小学校が木造校舎だった頃の思い出などを話しました。続いて、平成7年から4年間玉島小学校の校長を務めた田辺 裕宥(たなべ やすひろ)さんが挨拶にたち、「玉島小学校は新しい校舎に生まれ変わりますが、これからも温かく見守って下さい」と呼びかけました。次に、玉島小学校の後藤 宗司(ごとう そうじ)校長が挨拶にたち、「大勢の人にお別れ会に足を運んで頂き、校舎も喜んでいると思います。今日はゆっくり校舎の中をまわって最後の思い出を作ってください。」と述べました。そのあと、お別れセレモニーが行われ、カウントダウンのあと、後藤校長が、レバーを引くと「50年間ありがとう。さようなら。玉小校舎」という垂れ幕が屋上から落ちました。また、セレモニーの後には、集まった人たちが、校舎の中に入り、教室の黒板に「ありがとう」や「おつかれさま」といった感謝の気持ちを書いたり、イラストを描いたりしました。なお、校舎の解体工事は、9月2日から年内いっぱい行われるということです。