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週刊かわら版

眞如院で義提尼印可之偈 石碑の除幕と法要

眞如院

2015年9月28日

眞如院で、良寛の弟弟子(おとうとでし)義提尼(ぎていに)が受けた印可之偈(いんかのげ)の石碑の除幕と法要が行われました。玉島3丁目にある天台宗の寺、眞如院で、午後1時から、良寛の弟弟子、義提尼(ぎていに)の修行の修了を記した書「印可之偈」の石碑の除幕式が行われました。除幕式では、寺の住職や責任役員など、出席者の代表4人が紐を引き、石碑のお披露目を行いました。その後、本性院(ほんじょういん)の永宗 幸信(ながむね こうしん)住職と円乗院の井上 全正(いのうえ ぜんしょう)住職が、石碑の前で法要を行いました。義提尼は、20歳の頃、眞如院に来て国仙和尚のもとで修行し、良寛と同時に、修行が修了した証(あかし)となる「印可之偈」(いんけのげ)を受けました。この石碑は、来年の6月に義提尼の180回忌を迎える記念として建立されたものです。石碑に刻まれている印可之偈の書は、円通寺で保管されている良寛の印可之偈の書を参考に、新倉敷駅前にすむ向原 清趣(むかいはら せいしゅ)さんが書いています。