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週刊かわら版

倉敷大橋開通記念式典と渡り初め

2016年1月23日

倉敷大橋開通記念式典と渡り初めが行われました。柳井原小学校の体育館で、倉敷大橋の開通を記念する式典が開かれ、関係者およそ300人が出席しました。オープニング演奏では、船穂中学校の吹奏楽部員12人を含む、船穂と真備の中学校の1、2年生による合同演奏が行われました。式典では、伊東香織倉敷市長が挨拶にたち、この架橋事業が平成17年の三市合併後、最大の事業だったことを振り返り、「地域の更なる一体化につながる事を願います」と述べました。来賓の挨拶の後、一般公募で決まった倉敷大橋の名前の採用者、8人に記念品の贈呈が行われ、続いて、水江の渡しを長年運営してきた、水江渡船組合の、狩屋武夫組合長に、伊東市長が、感謝状を手渡しました。そして施工業者への感謝状のぞうていのあと、旧真備町の、鎌田頼靖もと町長の先導で万歳三唱し、式典を締めくくりました。そのあと会場を高梁川右岸の倉敷大橋にうつして、橋の渡り初めが行われ、まずは記念のテープカットと、くす玉の開披が行われました。橋の渡り初めは、伝統にのっとって、3組の三世代家族が先頭をつとめ、和太鼓演奏に乗せて、市長ら式典の出席者が、橋を歩いてわたりました。倉敷大橋は、平成17年度の船穂町と真備町の、倉敷市との合併を機に事業が始まり、倉敷市が高梁川にかける初めての橋となります。橋の長さは512.5メートル、幅12~15メートルで、総事業費およそ38億円かけて完成しました。一行が橋の倉敷側に着くと、橋の命名者8人によって、親柱の序幕が行われ、橋の完成を祝いあいました。