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週刊かわら版

東日本大震災鎮魂復興祈願式

沙美西浜海水浴場

2016年3月11日

沙美西浜海水浴場で東日本大震災鎮魂復興祈願式が行われました。11日の午後2時30分から、沙美西浜海水浴場で、「東日本大震災復興応援団」が主催する震災の犠牲者の鎮魂と被災地の復興を願う式典が開かれ、沙美小学校の全校児童や黒崎中学校の1年生と2年生を含め、およそ200人が参加しました。式典では、東日本大震災復興応援団の高渕真吾会長の挨拶の後、参加した人たちが、地震が発生した時刻にあたる「午後2時46分」にあわせて、1分間黙とうしました。その後、JA岡山西船穂町花き部会から提供を受けたスイートピーや、参加者から提供を受けた菜の花を波打ち際に手向(たむ)け、震災の犠牲者を弔(とむら)いました。そして、女声合唱団「コールローゼ」のメンバーと一緒に、参加者全員で「花は咲く」を歌いました。東日本大震災の発生直後から、岩手県釜石市を中心に、多くの支援物資を届けてきた「東日本大震災復興応援団」ですが、今回の祈願式が、団体としての最後の活動となり、今後は、個別に支援を続けていきます。また、玉島中央町にある豊島屋では、店の前に飾っている「吊るし雛」の前で黙祷が行われました。豊島屋では、東日本大震災以来、毎年、ひな祭りのイベントに合わせて、福島県いわき市の人たちが作っている「吊るし雛」を展示しています。この日は、豊島屋の社長、大野 豊かさんが つるし雛(びな)の由来などを話した後、東北の人たちに思いを寄せて、集まった人たちが、午後2時46分に黙祷をささげました。