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週刊かわら版

高梁川潮止堰魚道の改良が完成、アユの稚魚放流

高梁川

2016年3月28日

高梁川潮止堰魚道の改良が完成しアユの稚魚の放流が行われました。高梁川右岸で、高梁川下流の潮止め堰の完成を記念して、アユの稚魚の放流が行われました。国土交通省中国地方整備局 岡山河川事務所の藤兼 雅和(ふじかねマサカズ)所長が挨拶に立ち、工事の目的などを話したあと、岡山河川事務所の安達 淳(あだちジュン)さんが、完成した潮止め堰の特徴などを説明しました。魚道(ぎょどう)は、流れを遡るアユなどの通り道となるもので、2009年度から施工され、連島側の左岸に1号と2号、玉島側の右岸に3号と4号があります。最後の工事となった3号は、昨年の11月に着工しました。これまでの魚道は、およそ50年前に整備され、流れが速くなる魚道の入り口で魚が上れないことがあったそうです。今回完成した3号は、コンクリートを23基配列し、魚が、下流から高さ2メートルを上ることができる傾斜した造りとなっています。この日は、高梁川漁業協同組合の協力で、上成保育園の4歳児と5歳児、21人が、およそ2千匹のアユの稚魚を放流しました。