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週刊かわら版

修復した伝馬船の進水式

2016年7月18日

修復した伝馬船(てんません)の進水式が行われました。18日の午前9時から、乙島・城の樋込(ひいごび)にある、加瀬野造船所近くで、修復した伝馬船(てんません)の進水式が行われました。伝馬船(てんません)は大型の機帆船(きはんせん)に積んでおき、港に着いた際に、陸と船をつなぎ、人や荷物を運んだ小型の船です。かつて大型の船も製造していた加瀬野造船所に、「櫂(かい)の船をこぎたい」といった要望が寄せられたことから、機帆船(きはんせん)の模型などを製造していた加瀬野久志(ひさし)さんと、いとこの稔(みのる)さんが、旧玉島歴史民俗海洋資料館にねむっていた伝馬船(てんません)をひきあげ、修繕しました。船は、長さおよそ5m、幅2mで、第二八雲丸(やくもまる)と命名されました。