富田地区で秋祭りが行われました。豊穣の秋を祝う富田地区の秋祭りが2日間の日程で行われ、初日は、富田ケアセンターの駐車場に、富田地区の7つの町内の千歳楽と御船の他、4つの町内の子ども千歳楽などが集まりました。駐車場では、乙島祭りで奉納されている畑支部の「獅子舞」が披露され、その後、千歳楽と御船が道口川沿いのパレードに出発しました。沿道には、地元の人が大勢詰めかけ、目の前で、｢サシタ｣が繰り広げられると、一斉に歓声をあげ、担ぎ手たちを拍手で称えました。また八幡(はちまん)神社の境内では、地元の小学生による「浦安の舞」が奉納されました。この「浦安の舞」は、夏祭りと秋祭り、そして、元旦の行事で奉納されて、今年度は、安井と谷底地区の4人の子どもたちが担当しています。そして浦安の舞の後には、御船と千歳楽が夜の宮入を行いました。例年 宮入の際には、御船や千歳楽を担いで、神社の石段を上がっていますが、今年は雨のため、神社の西側の参道から境内に入りました。また神前神社では、｢倉敷 備中神楽 伝承道場｣が神楽を披露し、境内の下では、千歳楽の練りが行われ、多くの見物客が訪れました。威勢の良い掛け声とともに千歳楽が高々と差し上げられると、見物客から歓声と拍手が沸き上がりました。