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週刊かわら版

帝国書院 市長訪問と創業者の墓碑除幕

2017年4月21日

船穂町水江に墓がある守屋 荒美雄が創業した「帝国書院」の役員などが、倉敷市長への表敬訪問と墓碑の除幕を行いました。守屋 荒美雄は、1872年に倉敷市の西阿知に生まれ、社会科の教科書や地図帳を専門に扱う出版社の「帝国書院」を1917年に設立しました。この帝国書院の役員など15人が倉敷市の伊東 香織市長を表敬訪問しました。帝国書院は、公益財団法人の「守屋留学生交流協会」を運営していて、2013年には、創業者が、倉敷市の出身という縁から、倉敷市内で学ぶアジア人留学生を対象にした奨学金制度を創設し、倉敷市の国際交流と教育を支援しています。表敬訪問では、倉敷市から帝国書院に、のれんとマスカットワイン、それに日本酒が贈られた他、帝国書院から倉敷市に地球儀が贈られました。表敬訪問を行った役員を含む帝国書院の社員121人は、4つの班に分かれて、船穂町水江にある守屋 荒美雄の墓を訪れました。今年で創立100周年となる帝国書院では、創業者の功績を称え、守屋 荒美雄の墓に生涯の足跡を記した墓碑を立てました。この日は、墓碑の除幕式が行われ、帝国書院の鈴木 啓之社長などが幕の紐を引き、墓碑の完成を祝いました。この墓碑には、守屋 荒美雄が上京する前に、現在の長尾小学校で教鞭をとっていたことも記されています。