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倉敷市立美術館 守屋荒美雄展始まる

倉敷市立美術館

2017年8月8日

地理の教科書や地図などを出版している「帝国書院」の創業者で、守屋荒美雄(すさびお)氏の足跡をたどることができる「守屋荒美雄(すさびお)展」が倉敷市立美術館で始まりました。守屋 荒美雄氏は倉敷市の西阿知で生まれ、今年の4月には帝国書院が船穂町水江にある荒美雄の墓に創業100周年を記念し、生涯の足跡を記した墓碑を立てました。会場には荒美雄(すさびお)の教員時代と退職後、それに没後に出版された教科書や地図など96点が展示されています。このうち荒美雄が43歳の時に執筆した「動的(どうてき)世界(せかい)大地理(だいちり)」は、当時教員を目指していた人の必読の書となるほど反響を呼んだ受験本で、1000ページにわたる大作です。守屋荒美雄展は今月16日水曜日まで倉敷市立美術館で開かれています。