船穂町水江にあるふなおワイナリーで、マスカットワインの仕込みが始まり、初日は、ふなおワイナリーの職員と ワインの製造の補助をしている「ふなおワイナリー友の会」の会員、あわせて12人が作業にあたりました。この日の仕込みの作業では、ふなおワイナリー所有の農園などで収穫した5トン分のマスカットが使われ、除梗(じょこう)破砕機と呼ばれる機械にかけて、マスカットを実(み)と軸(じく)とに分けました。ふなおワイナリーの支配人をつとめる石川 和夫(いしかわ かずお)さんの話によると、今年は、夏場の気温が高かったこともあって甘みが増し、大変良いマスカットが出来たということです。軸と分けたマスカットの実は、翌日に搾汁機(さくじゅうき)でしぼられ、発酵やろ過などの過程を経て、来年の3月に、ワインとして出荷される予定です。