玉島東中学校で、1年生169人を対象に、震災学習の一環として講演会が行われました。講演を行ったのは、福島県で被災した牛の世話を続けている、「希望の牧場」代表の吉沢正巳(よしざわまさみ)さんです。1年生は、現在、総合学習の中で、震災と福祉について学んでいて、この日を前に、吉沢さんの希望の牧場についてかかれた絵本を読んで勉強しています。吉沢さんは、被災し、放射能に汚染された牛を国から殺処分するよう指示された時の思いや、東京電力の本社に抗議に出向いたことを話しながら、いざというときに、自分で考え、自分の力で行動することの大切さを、中学生に伝えました。