県南を拠点に文学活動に取り組み、優れた功績をあげた人に贈られる「聖良寛文学賞」の授賞式が、玉島市民交流センターで行われました。この賞は、良寛の150回忌にあわせて、歌人の木俣 修(きまた おさむ)氏と上成出身の中川 仲蔵(なかがわ なかぞう)氏の歌碑が、円通寺公園に建立されたことを記念して、昭和57年から行われているものです。33回目を迎えた今回は、玉島在住の天文学者で、鳥取県にある佐治(さじ)アストロパーク天文台の台長をつとめている香西 洋樹(こうさい ひろき)さんと、倉敷市茶屋町出身の郷土史家・佐藤 圭一(さとう けいいち)さんの2人が受賞しました。なお、授賞式の後には、2人の受賞者による記念講演も行われたということです。