船穂町の柳井原地区では、地元で昔から冬場に食べられていた｢ふなめし｣を復活させようと、平成8年から「ふなめし祭り」を開催しています。23回目となる今回は、柳井原小学校の3・4年生の児童が、ふなめし祭りの実行委員会のメンバーに金時人参を贈呈しました。柳井原小学校では、児童たちが総合的な学習の授業で金時人参作りに取り組んでいて、2年に1回、実行委員会に金時人参を贈呈しています。そして、午前11時から、ふなめし祭りが始まり、訪れた人たちにおよそ500食分のふなめしが振舞われました。今年は、実行委員が1月13日と20日に柳井原貯水池でフナを獲り、祭りの前日にミンチにしました。フナのミンチは、独特の臭みを飛ばすために実行委員が大きな鍋でしっかりと炒めていて、訪れた人たちもおいしそうに味わっていました。